写真=Shutterstock

CrowdStrikeは、攻撃AIと防御AIを組み合わせた自律レッドチームシステム「SafeMind」を発表した。侵入後に内部へ横展開するまでの時間がほぼゼロに近づいているとの認識を踏まえ、AIが攻撃経路の探索と防御側の対策を繰り返す仕組みとして打ち出した。

米SiliconANGLEが9月1日(現地時間)に報じた。CrowdStrikeは米ラスベイガスで開催した年次カンファレンス「Fal.Con 2026」で、侵害後の「ブレイクアウト・タイム」が事実上ゼロに近づいているとの見方を示した。

SafeMindは、攻撃側の「Red Tempest」と防御側の「Blue Solano」という2つのモデルで構成される。両モデルはNVIDIAのNemotronモデルをベースに、CrowdStrike Cyber Superintelligence Labが開発した。

2つのモデルは、閉ループ型の反復構造で動作する。Red Tempestは、CrowdStrikeが15年にわたって蓄積してきた侵害対応データの一部を学習し、NVIDIAのシミュレーション技術を使って顧客環境のデジタルツイン上で攻撃経路を探索する。

Blue Solanoは、特定された脆弱箇所を補強する。このプロセスは、攻撃経路が見つからなくなるまで繰り返される。

SafeMindはFalconプラットフォーム上でネイティブに動作するほか、「Project Quiltworks」を通じても利用できる。

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