画像=HNSLABのロゴ

HNIXは9月1日、セキュリティ事業を分社化し、新会社「HNSLAB」を設立したと発表した。セキュリティコンサルティングから構築、運用、教育までを一貫して担う体制を整え、関連事業の拡大を図る。

HNSLABは、「統合セキュリティパートナー(Integrated Security Partner)」を掲げる。コンサルティングからソリューション導入、運用、教育までを包括的に手掛ける方針だ。

同社によると、HNSLABでは従業員の83%超をソリューション開発・構築やセキュリティ監視・運用を担う専門技術人材が占める。

あわせて、自社開発ソリューションと次世代AIセキュリティエージェントの事業ロードマップも示した。提供中の次世代文書セキュリティソリューション「MIM(MIP Integration Management)」と、2027年の商用化を目指して開発を進める「SecuOne AI Agent」を軸に、市場展開を進める。

MIMは、Microsoftの文書セキュリティ基盤「MIP」に、従来型DRMの強みと独自のAPIフッキング、オフライン事前キャッシュ技術を組み合わせたソリューションだ。同社は、従来のMIP方式では対応が難しかった基幹システムやレガシープログラム、閉域網環境でも、追加のアプリケーション改修なしに自動保護できるとしている。

SecuOne AI Agentは、複数エージェントの導入で生じる端末負荷や機能競合の解消を狙う、統合型の単一エージェントソリューション。PCのセキュリティ水準診断、ランサムウェア対策向けバックアップ、DRM、個人情報検知、論理的ネットワーク分離などを支援する。

今後は、大規模言語モデル(LLM)ベースの脅威予測・分析モデルを搭載し、2027年までに自律的かつ能動的に対応する体制を整えたうえで商用化する計画だ。防衛産業、造船、製造、精油、医療などの顧客基盤を踏まえ、データ中心のエンドポイントセキュリティを強化するとともに、AI・クラウド領域へ段階的に事業を広げる。

HNSLABのチャ・ドンウォン代表は「企業セキュリティは、単なる規制対応を超え、企業の信頼を守る文化であるべきだ」とコメント。「検証済みのデータセキュリティ技術に次世代AIの能力を組み合わせ、企業の中核資産を隙なく守る統合セキュリティパートナーを目指す」と述べた。

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