9月9日に新製品イベントを予定するApple。写真=Apple

Appleが9月9日の新製品イベント後、iPhoneやApple Watch、AirPodsなど現行製品の一部を販売終了にするとの見方がある。対象候補は11製品に上り、イベント後の製品ラインアップ見直しの規模に関心が集まっている。

米ITメディアの9to5Macは8月31日(現地時間)、Appleが同イベントで新製品を発表した後、同一カテゴリの既存モデルを販売終了とする可能性があると報じた。Appleは新製品投入のたびに前世代モデルをラインアップから外すことが多く、今回も比較的大きな再編が起きる可能性があるとしている。

販売終了候補として挙がっているのは、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone 16、iPhone 16 Plus、Apple Watch Series 11、Apple Watch Ultra 3、AirPods 4、アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応AirPods 4、Apple TV 4K(第3世代)、HomePod mini(第1世代)、HomePod(第2世代)の11製品。ただし、製品ごとに確度には差があるという。

このうち、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxは販売終了の可能性が高いとみられている。Appleは新たなProモデルを投入する際、従来のProモデルを販売終了とするのが通例だからだ。一方、iPhone 16とiPhone 16 Plus、ホーム製品の一部は継続販売の有無を読み切りにくい状況にある。

iPhone 16の扱いは、iPhone 18とiPhone Air 2の投入時期に左右される可能性がある。通常の更新サイクルであれば、新しい標準モデルの投入後に前世代機を値下げして併売する戦略も考えられる。ただ、iPhone 18とiPhone Air 2の発売が2027年初めにずれ込む可能性があるとの報道が続いており、それまでAppleがiPhone 16を売り続けるかは不透明だ。

価格政策も判断材料の一つになりそうだ。最近はApple製品全体で例外的な値上げが続いているとされ、新製品の価格を引き上げる一方、既存製品を相対的に割安な価格で継続販売する可能性も指摘されている。この場合、販売終了の時期が例年より後ずれする余地もある。

実際にどの製品が販売終了となるかは、9月9日に発表される新製品の内容と価格政策次第となりそうだ。iPhone 17 ProやiPhone 17 Pro Maxのように新製品で直接置き換わる可能性が高いモデルは販売終了の公算が大きい半面、iPhone 16やホーム製品の一部には、価格帯やラインアップ構成次第で継続販売の余地が残る。

今回のイベントは新製品の発表だけでなく、Appleが製品ラインアップと価格戦略をどう組み替えるかを見極める場にもなりそうだ。候補に挙がる11製品のうち実際に何機種が販売終了となるかは、イベント後に更新されるApple公式サイトの販売ラインアップで明らかになる見通しだ。

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