科学技術情報通信部の郵政事業本部は9月1日、家庭で保管されている廃携帯電話を自宅から回収に出せる仕組みを年内に導入すると発表した。郵便局の訪問回収サービスを活用し、利用者は回収プラットフォーム「ナヌムフォン」から直接申し込めるようにする。
同日、郵政事業本部は気候エネルギー環境部、E循環ガバナンスと「廃携帯電話の訪問回収基盤・安心回収体制の構築」に関する業務協約を締結した。
協約の目的は、廃携帯電話の安全な回収とリサイクルを進め、資源循環を活性化することにある。郵政事業本部は、廃携帯電話をより手軽に排出できるよう、郵便局による訪問回収の仕組みを整備する。
気候エネルギー環境部は、回収・リサイクルの活性化に向けた行政支援と広報を担当する。E循環ガバナナンスは、廃携帯電話回収プラットフォーム「ナヌムフォン」を通じた事業運営と参加拡大を支援する。同サービスは関連システムの連携を経て、年内に開始する予定だ。
これまでは廃携帯電話を排出する際、ナヌムフォンに受付情報を入力したうえでコンビニエンスストアを訪れるか、民間の宅配会社に直接連絡する必要があった。今後はナヌムフォンの受付画面から、郵便局の集荷サービスを直接申し込めるようになる。申し込み後は配達員が利用者の自宅を訪問し、廃携帯電話を回収する。
郵便局網で回収した廃携帯電話は、指定のリサイクル事業者に送られる。端末内の個人情報を削除し、バッテリーを分離した後、破砕や粉砕、溶融などの工程を経て、循環原料として再資源化する。
パク・インファン郵政事業本部長は「全国の郵便局ネットワークを通じ、国民がどこでも便利かつ安全に廃携帯電話を排出できるようにし、国家の資源循環政策に積極的に参画していく」と述べた。