Socarは9月1日、法人向けメンバーシップサービス「Socar Enterprise」の料金プランを改定したと発表した。従来4種類だったプランを2種類に絞り込み、常時割引を導入することで、法人利用の拡大を図る。
これまで提供してきた「基本型」「業務割引型」「福利厚生割引型」「企業カスタム型」の4プランは、「ベーシック」と「プラス」の2プランに再編した。毎月クーポンを配布する方式は見直し、クーポン相当分を反映した追加割引を常時受けられる仕組みに改めた。既存の支払価格帯は維持したまま、平日と週末の追加割引も新たに設けた。
改定後の「ベーシック」は月額料金なしで、平日・週末ともに3%の追加割引を常時適用する。「プラス」は従業員1人当たり月額1万ウォンで、平日10%、週末3%の追加割引を受けられる。Socarによると、2026年7月までの法人会員の利用件数の86%は平日に集中し、利用時間帯も午前6時から午後6時までが80%を占めた。
追加割引は、ビジネスプロフィールでSocarを利用する際、個人プロフィール向けの割引に上乗せして適用される。決済時には最も有利な割引の組み合わせが自動で反映されるため、同じ車両を同じ時間帯に予約した場合でも、ビジネスプロフィール会員は個人プロフィール会員と同等か、それ以下の価格で利用できるとしている。
あわせて、既存の割引率をレンタル料金に反映する「価格表示の簡素化」も進める。予約画面で表示される価格と実際の支払額の差をわかりやすくし、利用者の判断をしやすくする狙いだ。最終的な決済金額に変更はないとしている。
Socar Enterpriseを導入する法人は、2026年7月末時点で2021年末比45%増となった。累計利用者数は同期間に約40倍に拡大した。2026年の法人会員の平均移動距離は123km、平均利用時間は約14時間で、2021年の114km、12時間を上回った。利用が多い車種は「The New Avante」「The New Seltos」「The All New Kona」の順で、上位3車種で全体の半数超を占めた。
Socar Enterpriseのグループ長、ペク・ジイェ氏は、「差別化した特典と使いやすい仕組みにより、直近1年間に利用実績のある企業ベースで見ると、2年連続でSocar Enterpriseメンバーシップを利用した企業は半数を超え、5年連続の長期利用企業も16%に達した」と説明した。
その上で同氏は、「既存の支払価格帯を維持しながら、料金プランを2種類に簡素化し、常時割引を適用することで、企業規模を問わず、より多くの企業が業務移動手段としてSocarを活用できるようにした」と述べた。