Turingは9月1日、シリーズBラウンドで70億ウォン(約7.7億円)を調達したと発表した。大学生向けAIエージェント「GPAI」を、従来の理工系中心から全専攻向けへ拡大し、海外展開も進める。
今回のラウンドには、産業銀行、Kingo Investment Partners、Company K Partnersが新たに参加した。既存投資家のKolon Investmentも追加出資した。
Turingは、推論AI技術を基盤に、大学生の学習プロセス全般を支援するAIエージェント「GPAI」を展開している。同社によると、推論技術に加え、独自の画像エンジンによる可視化機能やAIネイティブな文書処理技術を活用し、講義の学習から課題、試験対策、チームプロジェクトまで幅広く対応する。大学生活で必要となる各種アウトプットの作成支援を強みとする。
GPAIは、リリースから1年で登録者数が150万人を突破した。Turingは、韓国と米国を主力市場として利用を拡大しているという。
同社は今回の資金調達にあわせ、GPAIの新たな事業ビジョンも示した。これまでの理工系特化型AIエージェントから、専攻を問わず世界の大学生を対象とするAIサービスへと領域を広げる方針だ。
こうした方針転換について同社は、専攻を問わず、学業のさまざまな場面でAIを活用したいという大学生の需要に対応するためだと説明する。特定分野にとどまらず、大学生のあらゆる学習プロセスを支援するサービスへ拡大していく考えだ。
Turingの関係者は「今回の資金調達は、当社が積み上げてきた推論AI技術と、GPAIのグローバルでの成長可能性が評価された結果だ」とコメントした。その上で「専攻や国を問わず、世界中の大学生に真っ先に選ばれるAIサービスへとGPAIを進化させていく」と述べた。