写真=StriveのX投稿より

資産運用会社Striveが先週、ビットコイン1800BTCを追加購入し、上場企業のビットコイン保有高で世界5位に浮上した。

8月31日付のCointelegraphによると、今回の購入でStriveのビットコイン保有量は計2万3156BTCに拡大した。

同社は8月24〜28日に約1億4300万ドルを投じてビットコインを取得した。平均取得単価は、手数料や諸費用を含めて1BTC当たり7万9431ドル。マット・コール最高経営責任者(CEO)も31日、X(旧Twitter)への投稿で購入を明らかにした。

今回の取引前の保有量は2万1356BTCだった。Striveは前週にも1110BTCを約8150万ドルで購入しており、その際の平均取得単価は7万3409ドルだった。2週連続で買い増しを実施しており、ビットコインを軸とする財務戦略を加速させている。

市場では、Striveの買い増しペースに注目が集まっている。サターン・クレディットのアドバイザー、アダム・リビングストン氏は、今回の購入によってStriveのビットコイン保有量が5営業日で約8.4%増えたと指摘した。短期間で保有量を大きく積み上げ、上場企業の保有高順位も押し上げた格好だ。

業界集計によると、Striveは今回の購入で、暗号資産取引所を手がけるデジタル資産インフラ企業Bullishを上回り、上場企業のビットコイン保有高で5位となった。

今回の買い増しは、ビットコインとデジタル資産市場の反発局面と重なった。米財務省が8月19日、一部長期債の買い戻し規模を2倍に拡大する計画を発表した後、ビットコインを含むリスク資産は持ち直しの動きを強めた。米国債利回りの低下を受け、ビットコインはその後23%超上昇し、8月には一時8万1000ドルを上回った。

世界最大のビットコイン保有企業であるStrategyも、約2カ月ぶりに購入を再開した。Strategyは平均8万318ドルで4603BTCを追加購入し、総保有量は84万5000BTC超となった。

Strategyは5月以降、4回にわたってビットコインを売却していた。そうした中で購入を再開したことは、市場の反発を背景に、企業によるビットコイン財務戦略が再び拡大しつつあることを示している。Striveが今後も追加購入を続けるのか、企業の買いが反発局面とともにどこまで続くのかが焦点となる。

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