イーサリアムが今後数週間、暗号資産相場全体の方向感を占う先行指標になるとの見方が出ている。ブロックチェーンメディアのU.Todayが30日(現地時間)に報じた。
報道によると、XRPの2024〜2025年にかけての700%超の上昇を予測したことで注目を集めた暗号資産トレーダーのドンアルト氏は、足元のイーサリアムの日足チャートについて「市場で最も素直な値動きだ」と評価した。
同氏が注目するのは、イーサリアムが主要なレジスタンスを明確に上抜けた後、高値圏でのもち合いに移行した点だ。こうした値動きから、イーサリアムが市場全体の流れを示す存在になる可能性が高いとみている。
イーサリアムは直近15日間で30%上昇した。ドンアルト氏は8月13日、1878ドルでイーサリアムを買い建てたことを明らかにしており、その後はもち合い局面に入るまでに約600ドル上昇した。
目先の焦点は2400ドルだ。イーサリアムは2400ドルを上抜けた後、2454〜2492ドルで推移しており、同氏はこの水準を主要サポート帯と位置付ける。中期的な上値目標としては2815.68ドルを示した。
また、同氏は今月初め、イーサリアムの長期目標として4000ドル前後を提示していた。一方で、3000ドル付近では利益確定売りが出る可能性もあると指摘した。
ボラティリティが低下する中でも、イーサリアムが2400ドルを上回って推移している点にも注目している。これは買い手がなお主導権を握っているサインであり、次の方向性が出る前に出来高をこなす局面だと分析した。
その上で、今回の安定局面が終わった後にイーサリアムが上下いずれかに大きく動けば、他のアルトコインもその流れに追随する可能性が高いとみている。