国家AI戦略委員会のハ・ジョンウ常勤副委員長は30日、AI G3超えを通じて、グローバルAI中核サプライチェーンにおける「代替不可能な国家としての韓国」を実現する方針を示した。国家AI戦略の高度化と政策実行の加速にも取り組む考えだ。
ハ氏は同日、自身のFacebookに就任に当たっての所感を投稿した。釜山・北甲の国会議員補欠選挙への出馬のため初代AI未来企画首席を退いてから約4カ月ぶりに、政府のAI政策中枢に復帰した形となる。
国家AI戦略委員会の副委員長職は、イム・ムニョン前副委員長が光州・光山乙の補欠選挙に出馬するため退任して以降、ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信相が兼務していた。
ハ氏は、民間でのAI研究開発と事業化の経験に加え、青瓦台でAI未来企画首席として国家AI戦略の策定に携わった経歴が評価されたとの認識を示し、「重い責任を感じている」と述べた。
足元のグローバルAI競争については、単なる技術競争にとどまらず、国家間の技術・安全保障を巡る競争へと拡大していると分析した。その上で、韓国はメモリー半導体、フロンティアAI、製造業を基盤とするフィジカルAI、電力インフラなどで競争力を備えていると評価した。
ハ氏は「こうした強みを一つの国家AI戦略として結び付ければ、韓国はAI時代の先導国を超え、グローバルAI中核サプライチェーンに欠かせない国家になれる」と強調した。
今後は、国家AI戦略の高度化と政策推進のスピードを引き上げる方針も示した。「この約4カ月のリーダーシップの空白の間に、解決すべき主要懸案が数多く積み上がった」とした上で、ペ・ギョンフン副首相、イ・ヘミン新任AI未来企画首席らとともに、AI G3達成に向けた中長期戦略を一段引き上げる考えを明らかにした。
さらに、「持続可能なAI強国を実現し、何より国民が実感できる成果をスピード感を持って生み出していく」と述べた。
政府が進める3大メガプロジェクトと7大SEEDプロジェクトの支援にも注力する。AI産業の成長の果実が一部に偏ることなく、国民全体の機会拡大と成長につながるようにする考えだ。
ハ氏は「最終的にはAI G3を超え、グローバルAI中核サプライチェーンにおける『代替不可能な国家としての韓国』の実現に向けて邁進する」とし、「国民が実感できるスピード感ある成果で応えたい」と述べた。