画像=各社ロゴおよびChatGPT生成画像

KakaoBank、K bank、Toss Bankのネット銀行3社は、2026年4〜6月期も中低信用者向け融資比率を30%超で維持した。各社は信用評価モデルの高度化に加え、借り換え融資や非金融データの活用を進め、中低信用者の金融アクセス拡大に取り組んでいる。

金融業界によると、KakaoBankの2026年4〜6月期における中低信用者向け融資の残高比率は31.9%、新規取扱比率は38.4%だった。同期間に個人および個人事業者へ供給した中低信用者向け信用貸付は5200億ウォンで、上期の新規取扱額は1兆ウォン規模となった。2017年の発足以降の累計供給額は16兆ウォンを超えた。

借り換え融資でも、中低信用者の利用比率は高かった。4〜6月期に他の金融機関の信用貸付をKakaoBankに借り換えた顧客のうち、中低信用者は47%を占めた。このうち57%は、ノンバンクの信用貸付からの借り換えだった。借り換え後の金利は、中低信用者全体で平均3.2ポイント低下し、ノンバンクからの借り換え顧客では平均5.6ポイント下がった。

KakaoBankでは、中信用向け融資の利用者を中心に信用スコア改善もみられた。4〜6月期に中信用向け融資を実行した顧客の50%は、実行後1カ月以内に信用スコアが上昇し、平均上昇幅は47点だった。このうち21%は、高信用者へ移行した。

K bankの4〜6月期の中低信用者向け信用貸付の平均残高比率は31.3%だった。新規取扱額ベースの比率は32.4%。同期間の新規供給額は3663億ウォンで、前年同期の2789億ウォンから約31%増えた。

発足以降の中低信用者向け信用貸付の累計供給額は、4〜6月期時点で9兆268億ウォンとなった。4〜6月期の民間中金利ローンの供給額は2350億ウォンで、ネット銀行では最多、銀行業界全体でも2番目の規模だった。

K bankは、中低信用者や金融取引履歴の乏しい顧客に対する信用評価の対象も広げている。6月には光州銀行と業務協約を結び、両社の信用評価モデル(CSS)を活用した共同金融商品の開発、審査、事後管理で協力する方針を示した。

Toss Bankの4〜6月期の中低信用者向け融資比率は、3カ月平均残高ベースで34.2%、新規取扱額ベースで32.7%だった。発足以降、中低信用向け融資を利用した顧客は累計で約38万人に達した。

Toss Bankも独自の信用評価モデルを通じて、中低信用者の信用改善を後押ししている。4〜6月期にToss Bankで借り入れた中低信用者の44%は、融資実行から1カ月後に外部信用評価会社の信用スコアが平均43点上昇した。従来ノンバンクの信用貸付を利用していた顧客のうち36%は、融資実行後1カ月以内に既存融資残高を平均350万ウォン返済し、信用スコアも平均11点上がった。

またToss Bankは、金融情報に加え、消費傾向やキャッシュフロー、納付履歴といった非金融データも信用評価に活用している。中低信用の若年借り手のうち33%は、こうした情報を反映した評価によって追加の信用スコアが付与された。

3社は中低信用者向け融資比率を30%台で維持しながら、信用評価モデルの精緻化や借り換え需要の取り込み、非金融データの活用を通じて、中低信用者への融資拡大を進めている。今後も信用評価能力の高度化を通じ、金融包摂の強化を図る方針だ。

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