写真=シム・ジュンヒョク(IGAWorks CBO)

IGAWorksは28日、3400万人規模の実際の消費行動データを基に、独自のAI基盤モデル「WorksFM」を構築したと発表した。消費者行動の理解と将来行動の予測に活用する「Consumer LBM(Large Behavior Model)」分野の本格展開につなげる。

同社によると、LLM(Large Language Model)が膨大な言語パターンを学習して次の単語や文章を予測するのに対し、LBMは実在する人の連続的な行動データを学習し、現在の状態やその後の行動可能性を推論するモデルだ。

WorksFMは、アプリ利用、決済、オフライン訪問、広告への反応、TV視聴など、異なる接点で生じる消費者行動の流れや変化パターンの学習に重点を置く。

IGAWorksは27日に開かれた「Snowflake World Tour Seoul 2026」で、SCI(Synthetic Consumer Intelligence)とWorksFMの技術アーキテクチャおよび適用戦略を公開した。登壇したシム・ジュンヒョクCBOは、同社が過去20年にわたり蓄積してきた大規模なデータ資産を、AIが学習可能な行動データ構造へ転換してきた過程を説明するとともに、SCIとWorksFMを通じて企業の意思決定に結び付ける戦略を示した。

シム・ジュンヒョクCBOは、「現在、国内の大手流通企業2社と、各社が保有するデータにSCIを組み合わせるプロジェクトを進めている」と述べた。そのうえで、「企業内データにIGAWorksの行動予測技術を組み合わせ、より価値の高いデータ資産へと高度化する『データ同盟』を、さまざまな産業へ広げていく」と語った。

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