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XRPは主要な価格帯を上抜けて上昇基調を保っている。一方、デリバティブ市場では売り圧力が強まっており、Binanceでは年初来最大の売り優勢が観測された。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが27日(現地時間)に報じたところによると、BinanceにおけるXRPの純テイカー取引量は、2026年に入って最大の売り優勢を記録した。

現物市場は引き続き堅調だ。CryptoQuantのアナリストによれば、ここ数日でアルトコイン全体の時価総額は1830億ドル超増加し、約20%拡大した。

この間、XRPは約70%上昇し、アルトコイン反発局面をけん引した銘柄の一つとなった。

ただ、デリバティブ市場では売りが優勢となっている。BinanceでのXRPの売り優勢は約9600万ドル(約144億円)まで拡大した。

純テイカー取引量は、成行の買いと売りの出来高差を示す指標。数値がマイナスに大きく振れるほど、積極的な売り注文が優勢であることを意味する。

市場参加者も活発化している。BinanceのXRP未決済建玉は約14.8%増加した。

売り圧力の強まりと未決済建玉の増加が同時に進んだことで、新規ポジションの積み上がりやレバレッジ拡大が示唆される。ただし、未決済建玉の増加だけで新規ポジションが売り方向に傾いているとまでは言えない。

現物市場とデリバティブ市場の方向感の違いも鮮明だ。現物の買いは相場の上昇を支えている一方、デリバティブでは足元のラリー持続性を警戒する動きが出ている。

XRPは主要水準を突破した後、1.40ドルを上回って推移している。ただ、現物市場の強さに比べてデリバティブ市場では売り圧力が急速に強まっており、直近ラリーの勢いが鈍る可能性もある。

現物の買いが続いても、デリバティブ市場の警戒感が強まれば、短期的な上昇余地は抑えられる可能性がある。今後の値動きは、現物需要がデリバティブ市場の売り圧力をどこまで吸収できるかに左右されそうだ。

未決済建玉が増加する局面で売り優勢が続けば、価格変動が一段と大きくなる可能性もある。

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