KTは8月28日、釜山教育庁、韓国言論振興財団と連携し、釜山芸術中学校で中学生向けの体験型AI教育を実施したと発表した。AI活用力の向上とデジタル倫理意識の醸成が狙いで、生成AIやAIヒューマンの体験、メンタリングなどを行った。
プログラムは、芸術創作の現場でもAIの活用が広がる中、生徒がAIを主体的に使いこなすための基礎的なリテラシーを身に付けられるよう設計した。学校の特色に合わせ、芸術とテクノロジーを組み合わせた内容とした。
KTの大学生ITサポーターズ「KIT」は、まずAI倫理教育を実施。その後、生成AI体験のほか、ボードゲーム、チーム別ミッションなどの参加型プログラムを運営した。生徒はAIの活用方法を学んだほか、大学生メンターとの相談を通じて、学習や対人関係の悩みも共有した。
KITは、KTとKTグループ希望分かち合い財団が選抜・育成した理工系専攻の大学生で構成するIT教育ボランティア団体。7月には仁川教育庁と協力し、西海5島の大青・白翎地域の中高生155人を対象にAI教育とメンタリングを実施した。
KTはあわせて、移動式AI体験館「KT AIステーション」も運営した。生徒は生成AIスタジオやAIヒューマンなどの関連技術を体験。ディープフェイクやフェイクニュースの見分け方を扱うデジタル倫理コンテンツを通じて、AI活用力への理解を深めた。
午後には、韓国言論振興財団が開発したメディアリテラシー教育演劇「ジャンプXカット」を上演した。青少年を取り巻くメディア環境で起こり得る出来事を題材にした作品で、鑑賞後の討論を通じて、事実と虚構を見分ける力を学んだ。
KTは韓国言論振興財団と2023年から協力し、小中高校生を対象にAI倫理とデジタル市民教育を支援している。2026年上半期には全国8つの教育庁と連携し、349校に教育支援を行った。