Visaが、脆弱性の検知から修正、検証までを自動化するオープンソースのセキュリティツール「VVAH(Visa Vulnerability Agentic Harness)」を公開した。VentureBeatが27日(現地時間)、報じた。
報道によると、VVAHは11段階のフローで処理を進める。運用側が制限を設けていない場合は、対象リポジトリ内のソースコードを直接修正する仕組みだという。
VVAHの開発は、VisaがAnthropicのプロジェクト「Glasswing」に参加したことを機に始まったとされる。
VVAHは6月にGitHubで公開された。7月20日時点で595件だったスターは、8月25日には2300件を超えた。
工程面では、第10段階で修正候補をワーキングコピーに反映し、第11段階で敵対的検証を担うパネルがその修正案を評価する流れとなっている。
Visaは、人手が入るのは実行前、パッチレビュー時、マージ前の3工程に限られると説明した。すべての修正に関する最終判断は、セキュリティエンジニアリングチームが担うとしている。
Visaのラジャト・タネジャ氏は、「AIが人間より速く脆弱性を見つけるようになり、ボトルネックは別の場所に移っている。いまのボトルネックは、修正し、それを証明することだ」と述べた。
VVAHはOpenAI互換モデルやオープンウエートモデルにも対応するが、標準ルーティングには引き続きAnthropicのモデルを使うという。タネジャ氏は「Mithosは再現率が高く、Opusは精度が高い」とした上で、「工程ごとに異なるモデルを割り当てる」と語った。