Appleの次期iPhone向けOS「iOS 27」が、9月中旬にも一般提供される可能性が高まっている。米ITメディアの9to5Macは25日(米国時間)、数カ月に及ぶベータテストを経て、正式版が9月中に一般ユーザー向けに配信される見通しだと報じた。
配信時期は9月中旬、なかでも9月14日前後が有力視されている。Appleは例年、9月に主要なiOSアップデートを公開しており、直近の配信日も同様の傾向を示している。iOS 26は9月15日、iOS 18は9月16日、iOS 17は9月18日、iOS 16は9月12日に公開された。
正式な配信日は通常、新型iPhoneの発表イベントで明らかになる。年次イベントはOS配信のおよそ1週間前に開かれるケースが多く、今年はiPhone 18 Proが9月9日前後に発表されるとの観測が出ている。これが実現すれば、iOS 27もイベント後まもなく一般提供に移る可能性が高い。
今回のアップデートでは、iPhoneの標準アプリや周辺機器向け機能の見直しが盛り込まれる見込みだ。Appleは「Wallet」「写真」「メッセージ」「メモ」に新機能を追加するほか、「CarPlay」や「AirPods」関連の機能も改善するとみられる。9to5Macは、とりわけ「SiriのAI刷新」を主要な変更点として挙げている。
対応機種も注目点の一つだ。iOS 27は、iOS 26に対応していたすべてのiPhoneで利用できる見通しとされる。新OSでは旧機種の一部がサポート対象外となることもあるが、今回は対応機種が維持される可能性がある。
Appleはこれまで、夏の間にベータ版の提供を進め、9月に正式版を公開する流れを続けてきた。9to5Macも、iOS 27がこの夏を通じてベータ版として提供されてきたと伝えている。今後の焦点は、機能の完成度とAppleの正式発表日程に移る。
iOS 27は、単なる年次アップデートにとどまらず、AppleがiPhoneのソフトウェアとAI機能をどう融合させるかを示す更新になりそうだ。もっとも、現時点で固まっているのは配信時期の見通しと主な変更の方向性にとどまり、最終日程は9月のiPhone発表イベントで正式に示される可能性が高い。