Shiba Inu(SHIB)は0.0000054ドル近辺でもみ合いとなっている。直近1週間で22%上昇した後はいったん伸び悩んでおり、市場の関心は、昨年9月以降に上値を抑えてきた200日移動平均線(MA200)を明確に上抜け、その水準を維持できるかに移っている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが25日(現地時間)に報じたところによると、SHIBは日中の大きな方向感を欠いたまま0.0000054ドル近辺で取引されている。この水準は200日移動平均線と重なっており、相場の分岐点として意識されている。
日足チャートでは、実体の小さいドージー足が出現した。上ヒゲが長く下ヒゲが短い形状で、序盤は買いが優勢だったものの、その後は売りに押し戻されたことを示している。市場では、買い手と売り手のどちらも主導権を握れていないサインと受け止められている。
実際、この日のSHIBは一時0.0000057ドルまで上昇した後、0.00000535ドルまで下落。その後に持ち直し、0.0000054ドルを回復した。買いは下値を支えているものの、売り圧力も根強く、方向感はなお定まっていない。
目先の焦点は、0.0000054ドルをレジスタンスからサポートへ転換できるかどうかだ。日足の相対力指数(RSI)は63と強気圏にあり、短期的には買い優勢を示唆している。ただ、上昇基調を維持するには、価格が200日移動平均線の上で推移し続ける必要がある。
この水準に定着すれば、短期的な上値の目安として0.00000622ドル、次いで0.0000066ドルが意識される。上昇が長引けば、SHIBの価格が0.000013ドルまで上昇する可能性も指摘されている。一方、200日移動平均線の突破に失敗した場合は、足元の急騰に対する短期調整圧力が再び強まる可能性がある。
需給面では強さも目立つ。SHIBは直近1週間で22%上昇し、週間上昇率は一時40%に達した。先週土曜日には0.00000492ドルから0.00000622ドルまで急伸している。こうした急騰の直後にドージー足が出現したことで、市場では単なる横ばいではなく、今後のボラティリティ拡大を示唆するとの見方も出ている。
投資家心理を示す暗号資産の恐怖・強欲指数は81と、年内の高水準にある。ただ、現時点では買い方、売り方ともに決定的な優位を築けておらず、当面は0.0000054ドル近辺をサポートとして固められるかが最大の焦点となりそうだ。