Solana関連ETFへの日次資金流入が、XRP関連ETFを上回った。25日付のU.Todayによると、Solana関連商品の日次純流入は3349万ドル(約50億円)となり、XRPの1382万ドル(約21億円)を1967万ドル(約30億円)上回った。
この日次データは、足元で機関投資家の資金がどちらに向かっているかを映す短期指標とみられる。ただ、U.Todayは、今回の結果が累計ベースでSolana優勢を意味するわけではないと指摘している。
累計純流入ではXRPがなお上回る。Solanaの累計純流入が約12億2000万ドル(約1830億円)であるのに対し、XRP関連ETFは15億7000万ドル(約2350億円)。純資産もSolanaが12億1000万ドル(約1815億円)、XRPが14億4000万ドル(約2160億円)となっており、日次の需給ではSolanaが優位でも、市場規模ではXRPが先行している構図だ。
価格面では、両資産とも反発基調を強めている。Solanaは主要な移動平均線を上抜けた後、70ドル台半ばから100ドル前後まで上昇した。特に長期移動平均線の89.45ドルを突破し、心理的節目とされる100ドル台への定着を試す局面にある。出来高も上昇局面で大きく膨らみ、買いの勢いを裏付けたという。
一方で、過熱感も意識されている。Solanaの日次RSI(相対力指数)は87前後まで上昇し、買われ過ぎの水準に入った。価格には104〜108ドルまで上値余地が残るものの、調整を伴わない高値追いにはリスクがあるとU.Todayはみている。資金流入が続く一方、上昇ピッチの速さから短期的な値動きが荒くなる可能性もある。
XRPも反発幅は大きい。1ドル近辺から1.48ドル水準まで持ち直し、1.35ドル前後の長期移動平均線を再び上回った。ただ、1.70ドルを目指す局面では強い売り圧力が確認されており、RSIも80に近づくなど過熱シグナルが出ている。
こうしたなか、ETFの資金流入はSolanaにとって追加の買い材料とみられている。U.Todayは「重要なテクニカル局面において、ETFの数値がSolanaに新たな需要源を提供している」と評価した。ただ、1日当たり2000万ドル前後の流入差だけで直近の上昇をすべて説明するのは難しいとの見方も示した。両資産の時価総額を踏まえると、この程度の日次の差を主な上昇要因とみなすのは適切ではないとしている。
今後の焦点は、この日次の需給優位が続くかどうかにある。SolanaがETF経由の資金流入を維持し、89〜90ドルのレンジを支持線として保てれば、今回の上放れの地合いは一段と強まりそうだ。一方で、累計純流入と純資産ではXRPがなお上回っており、短期のモメンタムと長期の資金動向のずれが当面続く可能性がある。