Ciscoが、NVIDIAと展開する「Secure AI Factory」にSupermicro製サーバーを追加する。Techzineが25日、現地時間で報じた。初出荷は10月を予定している。
追加されるシステムは高密度GPU構成を採用する。これにより、企業はAIクラスターと非AIワークロードを同一環境で併用できるようになる。
あわせてCiscoは、ラックからファブリックまでをカバーする液体冷却技術も投入する。Ciscoの液体冷却対応AIネットワーキングシステムと、Supermicroの液体冷却サーバーを組み合わせる構成だ。
このソリューションは、1兆パラメータ級モデルの学習を支援するほか、NVIDIA Vera Rubin NVL72やHGX Rubin NVL8などのプラットフォームを用いた高スループット推論にも対応するという。
Ciscoは、ネオクラウドおよびソブリンクラウドの顧客向けに、NVIDIA Cloud Partner(NCP)認証ソリューションも提供する。フロントエンドにはCisco Silicon Oneベースのスイッチ、バックエンドにはSpectrum-Xベースのスイッチを採用し、Cisco Nexus Oneが両階層を接続する。
同社は、自社のスイッチとネットワークOSをNCP認証ソリューションに組み込める唯一のNVIDIA技術パートナーだと強調した。
さらに、NVIDIAのインフラサービスに対応した「Cisco Validated Infrastructure Service(CVIS)」も投入する。
Ciscoの社長兼最高製品責任者(CPO)、ジートゥ・パテル氏は、「史上最大規模のデータセンター構築が始まっている」と述べた。その上で、「あらゆる企業がAI拡大を急いでいるが、そのスピードに意味があるのは、データガバナンス、トークンコスト管理、明確な投資収益率(ROI)が伴う場合に限られる」と指摘した。