Perplexity(写真=Shutterstock)

Perplexityは、AIエージェントプラットフォーム「Computer」のローカル版「Portable Computer」を公開した。NVIDIA DGX SparkやRTXを搭載したLinuxマシンで動作し、ローカルで実行した処理は課金クレジットの対象外となる。Windows対応は9月に追加する予定だ。

Portable Computerは、モデル、ユーザーファイル、作業結果をすべて端末内に保持し、処理もローカルで完結するのが特徴。PerplexityはVentureBeatに対し、NVIDIAと緊密に連携して同製品を開発したと説明した。

処理は基本的に端末側で開始され、より高性能なクラウドモデルへ引き継ぐ場合には、事前にユーザーの承認を得る仕組みを採る。

Perplexityでインフラ・エンタープライズエンジニアリング担当VPを務めるネイトは、「同じUIをそのまま、完全なローカルアプリとして提供した」とした上で、「エージェントの実行基盤から推論まで、ローカル動作に必要な要素を一式そろえた」と説明した。

NVIDIAの開発者向け技術ディレクターを務めるナデールは、「ローカルAIは転換点を越えた」と指摘した。これまでは、愛好家が極端に量子化した小規模モデルを動かす段階にとどまっていたが、実用的なオープンソースモデルの登場で状況が変わったという。

Portable ComputerはNVIDIAのDOCAソフトウェアを基盤とし、Qwen 3.8 27BとPPLX 27Bをサポートする。NVIDIA Nemotron 3.5 Lightningへの対応も近く追加する。

Perplexityの独自ベンチマーク「Local Knowledge Work Bench」では、同Qwen 27BベースのComputerが82.6%を記録した。オープンソースのHarness Pyの77.6%、Hermesの74.0%を上回ったとしている。

Portable Computerは、Pro、Max、Enterprise Pro、Enterprise Maxの契約者向けに、まずはLinux環境で提供する。Windows対応は9月に追加する。動作要件は24GB以上のVRAMを備えたRTX GPU。

キーワード

#Perplexity #NVIDIA #AIエージェント #Portable Computer #DGX Spark #RTX #Linux #DOCA #Qwen 3.8 27B #PPLX 27B
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.