Dogecoinは、数カ月にわたる売りの後、0.067〜0.070ドルのレンジで下値を固める動きを見せている。ただ、市場では、これを本格的なトレンド転換とみなすのは時期尚早だとの見方が出ている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが8月13日(現地時間)に報じたところによると、Dogecoinは直近の急速な安値更新が一服し、足元では短期的な自律反発を試す局面に入っている。
足元の価格は0.0700ドル前後で推移している。7月以降はこの水準での値動きが繰り返されており、下落ペースは鈍化した。直近の値動きは下げの加速というより、ボラティリティの低下に近い状況とされる。
テクニカル面では、短期移動平均線の回復を試す動きも出ている。最も短い移動平均線は0.0711ドルに位置し、相場改善の初期シグナルとして注目されている。
市場の視線はまず、0.0723ドルにある50日移動平均線を回復できるかに向かう。Dogecoinは現在、この価格帯を直接試している。0.071〜0.072ドル台を再び上回れば、ここ数週間の相場にとっては一定の改善サインとなりそうだ。
相対力指数(RSI)も持ち直している。RSIの移動平均は43付近から45.8へ上昇した。依然として基準線である50は下回るものの、これまでの売られ過ぎ局面でみられた極端な低水準からは脱しつつある。
もっとも、底打ちと上昇トレンド転換は別の話だ。中期トレンドの目安となる100日移動平均線は0.0813ドルと、足元の価格をなお大きく上回る。長期指標である200日移動平均線も下向きで、0.0971ドル近辺に位置する。足元では安定感も出てきたが、主要な中長期線を下回る状況は上値の重さを示している。
今後の焦点は比較的明確だ。0.072〜0.073ドルを上回って定着できれば、0.075ドルを再び試す展開が視野に入る。その先では、より強い上値抵抗とされる0.081ドルが次の目標になる。この水準を突破できれば強気材料となる一方、下値では0.067〜0.068ドルのレンジを維持できるかが重要になる。
短期指標に限れば、地合いは従来より改善している。モメンタムは持ち直し、売り圧力は和らぎ、ボラティリティも低下している。本格反発に移れるかどうかは、0.072〜0.073ドルの回復と0.081ドル突破の可否が分かれ目となりそうだ。