Databricksは8月14日、年換算売上高が70億ドルを超えたと発表した。第2四半期は前年同期比80%超の成長となり、企業価値1900億ドルで評価された戦略的投資ラウンドも完了。50億ドルを調達した。
調達した資金は、主要AI製品の開発加速に充てる。対象には、AIエージェント開発を念頭に設計したサーバレスのPostgreSQLデータベース「Lakebase」、企業データを基に回答や業務実行を支援するAIソリューション「Genie」、複数のAIモデルに関するガバナンスやコスト管理を支援する「Unity AI Gateway」などが含まれる。
今回の投資ラウンドはCoatueが主導し、Blackstone、MGX、T. Rowe Price Associatesなども参加した。
共同創業者兼CEOのアリ・ゴドシ氏は、「企業が求めているのは、対話するだけのAIではない。事業全体の文脈を理解し、正確な回答を返し、コストを効率的に管理しながら業務を実行できるAIエージェントだ」とコメントした。
その上で、「それを実現するには、Lakebaseによるリアルタイムの運用データ、Genieによる全社的なビジネス文脈、Unity AI Gatewayによる複数AIモデルのコスト管理が必要になる。今回の投資ラウンドへの高い需要は、当社のAI戦略が市場で成果を上げ、企業がAIエージェントを通じてビジネス価値を最大化するための技術を提供できていることを示している」と述べた。
ゴドシCEOは第2四半期の80%超成長について、X(旧Twitter)への投稿で「AIは以前から高い知能を備えていたが、人の頭の中やSaaSシステム内にある文脈情報が不足していた。多くの組織は、その文脈を捉えるためにFDEを配置したり、オントロジーを使ってAIに与えたりしているが、手作業が多くコストも高い。DatabricksはGenie Ontologyによってこれを自動化した」と強調した。