写真=DeepSeek

中国のAIスタートアップDeepSeekが、正式版「V4 Pro」を公開した。ロイター通信が13日(現地時間)に報じた。エージェント機能を大幅に強化し、API、アプリ、Web経由で提供する。あわせて、V4 ProとV4 FlashのAPI価格引き上げや、繁閑に応じた料金体系の導入も打ち出した。

ロイターによると、今回正式版として公開した「V4-Pro-0813」はエージェント機能を大きく強化したモデルで、API、アプリ、Webで利用できる。

DeepSeekは同時に、V4 ProとV4 FlashのAPI価格を引き上げるほか、ピーク時とオフピーク時で料金を分ける新たな料金体系を導入すると発表した。

今回のV4正式版投入は、低価格版のV4 Flashが複数の独立テストで、4月に公開されたV4 Proのプレビュー版を上回る結果を示していたこともあり、注目を集めている。

一方でDeepSeekには、高い知名度を持続的な事業基盤へつなげられるかという課題もある。

ロイターは7月、DeepSeekが企業価値約740億ドル(約11兆1000億円)で新たな資金調達を計画していると報じた。

その数週間前の6月には、同社は初の外部資金として約74億ドル(約1兆1100億円)を確保していた。長く外部資本の受け入れを避けてきた同社にとっては方針転換となる。

こうした動きの背景には、AI開発競争のコスト増がある。半導体やデータセンター、専門人材の確保に大規模な投資が欠かせなくなっていることを映している。

DeepSeekはまた、データセンターやAIエージェント部門を含む全社で、人員を少なくとも2倍に増やす方針も明らかにした。

キーワード

#DeepSeek #V4 Pro #V4 Flash #AI #API #データセンター #AIエージェント
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.