AIチップ開発のCerebras Systemsは12日(現地時間)、2026年通期のコア売上高見通しを引き上げた。一方、第2四半期に大幅な純損失を計上したこともあり、決算発表後の時間外取引で株価は約14%下落した。
CNBCによると、同社は上場後2回目の決算発表で、今四半期のコア売上高見通しを2億1400万〜2億1600万ドル(約321億〜325億円)と示した。第2四半期のコア売上高は2億1000万ドル(約315億円)だった。
通期見通しも引き上げた。2026年のコア売上高見通しは、従来の8億5500万〜8億6500万ドル(約1283億〜1298億円)から、8億8000万〜8億9000万ドル(約1320億〜1335億円)に上方修正した。今四半期のコア売上高粗利益率は38〜40%に拡大する見通しも示した。
第2四半期の純損失は4億5050万ドル(約676億円)だった。前年同期は3億950万ドル(約464億円)、1株当たり1.91ドルの利益だったが、今期は赤字に転じた。損失の大半は3億8660万ドル(約580億円)に上る株式報酬費用によるという。
アンドリュー・フェルドマン最高経営責任者(CEO)は、AI需要は引き続き強く、顧客企業は同社の推論向けチップにプレミアム価格を支払っていると述べた。Cerebrasは、低遅延と高速応答が求められるAI推論分野でNVIDIAと競合している。
同社は5月にナスダックへ上場した際、公募価格を185ドルに設定し、64億ドル(約9600億円)を調達した。12日の終値は262.06ドルで、公募価格を42%上回る一方、5月につけた高値は下回っている。