11日の韓国株式市場では、個人投資家の資金がKOSDAQに集中し、同指数は850台を維持して取引を終えた。KOSPIでは個人が売り越した一方、KOSDAQでは4000億ウォン超を買い越しており、中小型株へ資金が向かう流れが続いた。
KOSPIは前営業日比で上昇して取引を終えた。寄り付き後はいったん下落して始まったものの、その後は上昇に転じ、終盤に上げ幅を縮小した。
KOSPI市場では、外国人と機関投資家がそれぞれ445億ウォン、306億ウォンを買い越した。個人投資家は711億ウォンの売り越しだった。
時価総額上位銘柄では、Samsung Electronicsが4.13%高の23万9500ウォン、SK hynixが0.35%高の142万5000ウォンで引けた。
Samsung Biologicsは2.55%高の160万9000ウォン、Samsung Life Insuranceは3.21%高の28万9500ウォン。一方、LG Energy Solutionは3.54%安、KB Financial Groupは2.97%安、Hyundai Motorは1.23%安だった。
KOSDAQは前営業日比3.37ポイント(0.39%)高の857.84で取引を終えた。個人は4352億ウォンを買い越した一方、外国人と機関はそれぞれ3581億ウォン、967億ウォンを売り越し、個人が売りを吸収した。
ソウル外国為替市場では、ウォンは前営業日比1.40ウォン高の1ドル=1418.10ウォンとなった。
KOSDAQの相対的な強さが続くなか、市場では大型株に集中していた資金が中小型株にも広がっているとの見方が出ている。韓国取引所によると、先月30日の安値以降、10日までの上昇率はKOSDAQが約32.5%だったのに対し、KOSPIは約12.6%にとどまった。
市場の関心は、資金の主戦場がKOSPIからKOSDAQへ移るかどうかに向かっている。
もっとも、足元のKOSDAQ高を同市場固有の再評価とみるのは尚早との見方もある。同じ期間にKOSPI200等ウェート指数やKOSPI中・小型株も大きく反発しており、半導体大型株に偏っていた需給が、非半導体や中小型株全般へ広がっているためだ。
Kiwoom Securitiesのハン・ジヨン研究員は、最近のKOSDAQ高について「下げ過ぎの反動に加え、KOSPIとの収益率格差を縮める動きという色彩が強い」と述べた。
その上で、「KOSDAQに全面的にシフトするというより、KOSPIとKOSDAQ、半導体と非半導体を併せ持つ戦略が適切だ」と分析した。