XRP(写真=Shutterstock)

XRPは2026年1Q、2Qともに下落して上期を終えた。過去に同じパターンとなった年はいずれも3Qに上昇しており、今回も反発に転じるかが注目されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが10日(現地時間)に報じたところによると、XRPは2014年、2018年、2022年に上期の続落後、3Qに上昇へ転じた。

XRPは2026年初め、1.8404ドル(約276円)で取引を開始した。この時点ですでに、2025年4Qから続く下落局面に入っていた。価格は2025年7月に付けた過去最高値(ATH)の3.66ドル(約549円)をおよそ50%下回る水準だった。

1Qの下落も大きかった。XRPは1月に10.63%、2月に16.32%、3月に2.63%それぞれ下落し、1Q全体では27.1%安となった。

これは2022年の弱気相場以降で初めての1Q下落で、2018年1Q以来の大幅安でもある。2018年1Qには、1月高値の3.31ドル(約497円)から77.7%下落していた。

2Q序盤には持ち直し期待もあった。4月は2.04%上昇し、2025年4Qから続いていた下落トレンドがいったん終わるのではないかとの見方が広がった。

ただ、上昇は続かなかった。5月は2.65%下落して4月の上げを打ち消し、6月には22%急落した。6月の下落率は2025年2月以降で最大の月間下落率となり、2Q全体の下落率も22.4%に広がった。

3Qに入ってからも、反発はまだ鮮明ではない。7月は2.16%上昇したものの、8月に入るとその上げ幅を失い、足元の8月騰落率はマイナス2.24%となっている。2026年3Qの累計騰落率も現時点でマイナス0.10%だ。

もっとも、8月末までなお時間があり、3Qも約2カ月を残していることから、切り返す余地は残されているとの見方もある。

直近の類似例は、2022年の弱気相場で確認された。Terraエコシステムを巡る混乱が市場全体に波及し、XRPは2022年1Qに2.14%、2Qに59.4%それぞれ下落したが、3Qには44.5%反発した。

2018年も、1Qに77.7%、2Qに9.10%下落した後、3Qには24.4%上昇した。2014年も、1Qに67.9%、2Qに57%下落した後、3Qに22.9%上昇している。

こうした事例を踏まえると、XRPは1Qと2Qをともに下落で終えた後、3Qに平均30.6%上昇している計算になる。同程度の上昇率となれば、2026年3Q末の価格は1.356ドル(約203円)を上回る可能性があるという。

もっとも、過去の値動きが今年もそのまま再現されるとは限らない。3Q中に足元の下げを取り戻し、これまでと同様の反発を示すだけの時間は残されている一方で、戻りが限定的にとどまる可能性や、四半期ベースでなお下落して終えるシナリオも残る。

3Qまで軟調地合いが続けば、XRPは上場以来初めて3四半期連続の下落を記録することになる。

最終的な方向感は、暗号資産市場全体の流れに左右される。とりわけビットコインは、XRPを含むアルトコイン全体の方向感を左右する要因とされるだけに、3Qの反発パターンが再び現れるのか、それとも今回は例外となるのかが、残る四半期の焦点となりそうだ。

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