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XRPの対BTC相場に、5日続いた下落がいったん一服する動きが出ている。日足の相対力指数(RSI)は売られ過ぎ水準から持ち直したが、なお弱気圏内にあり、相場の本格反転を判断するには材料不足の状況だ。一方、デリバティブ市場では未決済建玉(OI)が増加し、先行して資金流入の兆しがみられた。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが8日に報じたところによると、XRP/BTCは3日以降続いていた下落基調にいったん歯止めがかかり、売られ過ぎ局面からの反発を示した。

焦点は、XRPがビットコインに対する相対的な弱さを解消できるかどうかにある。日足チャートのRSIは一時25まで低下した後、足元では35まで回復した。

もっとも、35は依然として弱気圏内だ。今回の反発だけでトレンド転換とみるのは難しく、対BTCで上昇を持続できるかが、直近の弱さが一巡したかを見極めるポイントになる。

デリバティブ市場では、現物に先行する形で強気の動きが出た。XRPのOIは直近24時間で7%増の25億2000万ドルとなった。

同期間のOIは、ビットコインが2.48%減、イーサリアムが1.95%減だった。一方で、ドージコインは約3%増、BNBも約3%増、ソラナは6.60%上昇した。XRPのOI拡大については、RippleおよびXRPエコシステムを巡る材料を背景に、トレーダーがポジションを積み増した結果と受け止められている。

現物価格は短期的に持ち直しているものの、週次ではなお軟調だ。XRPは足元で1.03ドルを上回る水準で推移しているが、直近1週間では4.27%下落している。

このため、価格が戻りを試していても、現物とデリバティブの両面で相場の地合いが完全に変わったと判断するのは時期尚早といえる。

XRP Ledger(XRPL)の技術アップデートも市場の関心を集めた。先週公開された「XRP Ledger 3.3.0」には、新たな改定案のほか、バグ修正やビルド面の改善が盛り込まれた。大幅な機能追加というより、ネットワークの保守・改善が継続している点が、エコシステムの安定性を示す材料と受け止められている。

RippleとXRPLを巡る事業・開発面の動きも続いた。Token Relationsは7月、RippleとXRPエコシステムで新たな節目となる進展があったと指摘した。

Rippleは、大学のブロックチェーン研究イニシアチブの一環として、ブラジルで大学向けデジタル資産アクセラレーターを開設した。また、無料発行やバーン、収益共有型ガバナンスモデルを打ち出すOpenUSDのローンチパートナーにも加わった。

対外評価や利用動向でも材料が出ている。Rippleは、CNBCとStatistaが選ぶ「2026年 世界最高のフィンテック企業」リストに入った。XRPLでは、7月15日に100万件を超えた後、7月末までに170万件超のエージェント型取引が記録された。

足元では、価格反発の兆し、デリバティブでのポジション拡大、XRPLのアップデートが同時期に重なっている。RippleとXRPLのエコシステム拡大が続く中、XRPが対BTCでの相対的な弱さを脱することができるかに市場の視線が集まっている。

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