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Dinariは、米国の適格投資家がセルフカストディ型ウォレットからUSDCを使って、700銘柄超のトークン化株式を売買できる仕組みを提供する。The Blockによると、同社はCircleと提携し、米国の個人・企業がS&P500全銘柄をオンチェーンで直接売買できるようにする方針だ。

Dinariの共同創業者兼CEO、ガブリエル・オテ氏は、投資とデジタル資産はここ数十年、別々の金融システムの中で発展してきたと説明した。そのうえで今回の取り組みにより、伝統的な資本市場の投資家保護の枠組みを維持しながら、投資家がステーブルコインと米国株の間をシームレスに移動できるようになったと述べた。

Dinariのトークン化株式は「dShares」と呼ばれる。各トークンは、適格カストディアンが保管する実際の原資産証券に裏付けられている。一方で、トークン化証券市場は流動性が限られる可能性があり、希望するタイミングや価格で売却できない場合もある。

株式のトークン化は、ブロックチェーンネイティブ企業だけでなく、JPMorganやGoldman Sachsといった伝統的な大手金融機関にも広がりつつあり、暗号資産業界全体で注目を集めている。米国の政策立案者の間でも支持が強まっているが、実際にどこまで取引が広がるのか、どのような規制の枠組みが整うのかはなお不透明だとThe Blockは伝えている。

先月には、米証券決済大手DTCCが、株式や米国債などのトークン化証券を対象に実取引の処理に成功したと発表した。これにはBlackRock、Circle、Goldman Sachs、JPMorgan、Nasdaqなど約30社が参加したという。

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