写真=Telechips

Telechipsは6日、2026年4〜6月期(第2四半期)の連結ベース暫定業績を発表した。売上高は592億ウォンと前年同期の443億ウォンから33.6%増え、営業損益は31.8億ウォンの黒字となった。前年同期は35.5億ウォンの営業損失で、3四半期連続の営業黒字となった。

営業利益率は前年同期のマイナス8.0%から5.4%に改善した。

業績改善をけん引してきたSoC開発受託の売上高は、前年第4四半期以降の伸びからみると前四半期に比べて減少した。SoCは複数の機能を1つのチップに集積したシステム半導体を指す。

一方で、車載ナビゲーションや音楽再生などを担う車載インフォテインメント(IVI)を中心とする既存製品事業がこれを補完した。既存製品の売上拡大が、成長と収益性の維持につながったとしている。

2026年上期(1〜6月)の業績も改善した。売上高は1252億ウォンで、前年同期の895億ウォンから39.9%増加。営業損益は93億ウォンの黒字となり、前年同期の61.5億ウォンの営業損失から黒字転換した。

前年同期比では、営業損益が154億ウォン改善した計算になる。ただ、第1四半期との比較では減速感もみられた。第2四半期の売上高は第1四半期の661億ウォンから10.5%減、営業利益は61.2億ウォンから48.1%減だった。

ただ、営業黒字の定着は最終損益の改善には結び付かなかった。第2四半期の純損益は41億ウォンの赤字で、第1四半期の9億ウォンの純利益から赤字に転落した。前年同期の純損失32億ウォンと比べても赤字幅は拡大した。

上期累計の純損失は32億ウォンで、前年同期の67億ウォンから縮小した。なお、今回の数値は連結財務諸表ベースの暫定値で、確定値と異なる可能性がある。

Telechipsは、前年第4四半期から計上が始まったSoC開発受託の売上が業績反転のきっかけになったとしたうえで、2026年第2四半期はIVIなど既存製品事業の成長が続き、収益改善が既存事業にも広がったと説明した。

その上で、既存製品の好調な売上を背景に3四半期連続で営業黒字を確保できた点に意味があり、事業全体の収益構造が安定しつつあるとの見方を示した。

下期については、既存製品のグローバル顧客拡大と新規プロジェクトの量産拡大を進める方針だ。SoC開発受託と既存製品事業のシナジーを強化し、持続的な成長と収益性の改善につなげるとしている。

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