Flittoは8月5日、CJ Olive Youngの主要店舗にAI通訳・翻訳ソリューション「Chat Translation」を導入したと発表した。外国人観光客の多い店舗を中心に展開し、多言語での商品説明や接客を支援する。
導入先は、ソウル、釜山、済州など外国人観光客の来店が多い主要店舗。店舗の運用形態に応じて、ビューティーコンサルティング特化型と、従業員向けPDAアプリ搭載型の2種類を提供する。
ビューティーコンサルティング特化型は、「N Seongsu」「Apgujeong Rodeo」「Central Gangnam Town」「Gyeongju Hwangnam」「Beauty Mansion Seongsu」などの主要店舗に導入した。外国人客向けに、商品説明やカウンセリング対応で活用する。
一方、従業員向けPDAアプリは約2100アカウントを付与し、店頭スタッフが利用できるようにした。
「Chat Translation」は最大42言語に対応する。Flittoによると、Olive Youngの商品情報と利用データを基に、化粧品成分や製品名など、ビューティー分野の固有名詞・専門用語に関する翻訳精度を高めたという。
ビューティーコンサルティング特化型の利用件数は、店舗ごとに1日平均15〜20件程度。英語、中国語、日本語に加え、東南アジアや欧州の言語にも対応しており、一部店舗ではロシア語での接客や、Olive Youngアプリの会員登録案内にも活用された。
Flittoは、多言語での商品説明やレコメンドを支援することで、外国人顧客の購買利便性を高めるとともに、店舗スタッフの応対負担の軽減にもつながるとみている。
Flittoのイ・ジョンス代表は「Olive Youngとともに、言語の壁のないショッピング環境を構築できることには大きな意義がある」とコメント。「今後は、多言語コミュニケーションが求められるさまざまな産業へパートナーシップを広げていく」と述べた。