放送メディア通信審議委員会の看板(写真=デジタルトゥデイ)

放送メディア通信審議委員会は8月5日、違法ウェブトゥーン流通サイト「Newtoki」とその代替サイトへの対策を強化すると発表した。Telegramとの国際連携による案内チャンネルの削除に加え、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)事業者への直接遮断も進め、代替サイトの拡散抑止を図る。

背景には、国内インターネット接続事業者(ISP)を中心とした既存の接続遮断だけでは対応し切れないという課題がある。同委員会は、Telegramチャンネルの削除とCDN事業者に対する直接遮断を組み合わせることで、従来の遮断措置の限界を補完する方針だ。

同委員会によると、4月中旬以降の約3カ月間に、代替サイト2200件を含む計7342件の違法著作権侵害情報について、削除や遮断などの是正措置を求めた。

内訳は、著作権侵害投稿が4880件で最も多かった。これに代替サイト2200件、著作権侵害サイトの案内・媒介情報252件、新規サイト10件などが続いた。

Telegramとの国際協力では、6月末に「Newtoki」のアドレスを案内していたTelegramチャンネルを初めて削除した。その後、追加で確認した新たな案内チャンネルも削除した。単純な接続遮断にとどまらず、海外プラットフォームの協力を通じて案内経路そのものを断つ対応と位置付けている。

また、放送通信委員会とも協議し、CDN事業者に遮断リストを直接共有する方式を導入した。これにより、迂回接続への遮断を強化する。従来のISP中心の遮断では、海外の違法サイトが国内CDNのキャッシュサーバを利用した場合、遮断を回避される余地があったという。

下期には電子審議システムを導入し、新たな代替サイトに対する審議と遮断のスピードも引き上げる。システム導入後は、現在は週2回程度の著作権侵害情報の審議を、週3回以上に増やす予定だ。

同委員会は、URLを変えながら次々に出現する代替サイトについて、遮断までにかかる期間の短縮につながるとみている。

同委員会は「違法ウェブトゥーンサイトはKコンテンツの生態系を脅かし、賭博など二次犯罪の温床にもなる深刻な社会問題だ」とした上で、「Telegramなどグローバルプラットフォームとの国際連携を強化し、関係機関と協力して実効性のある措置を継続していく」と述べた。

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