SK Telecomの乙支路本社(写真=SK Telecom)

SK Telecomは8月5日、2026年第2四半期の連結営業利益が5660億ウォンとなり、前年同期比67.3%増加したと発表した。前年に計上したSIM交換関連費用の反動に加え、AIインフラ事業の拡大が収益を押し上げた。AIデータセンター売上高は9割超伸びた。

連結売上高は4兆3591億ウォンで、前年同期比0.5%増だった。純利益は4660億ウォンと459.8%増加した。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は1兆4423億ウォンで17.0%増、EBITDAマージンは33.1%だった。

純利益の大幅増には、持分法投資損益の改善も寄与した。前年同期は54億ウォンの損失だったが、今期は469億ウォンの利益に転じた。

個別ベースの売上高は3兆1170億ウォンで0.6%減だった一方、営業利益は4277億ウォンで70.5%増加した。子会社SK Broadbandは売上高が1兆1603億ウォン、営業利益が1325億ウォンで、それぞれ3.6%増、44.3%増だった。

同社は、前年のSIM交換関連費用の反動に加え、収益性を重視した経営が業績改善につながったと説明した。

AI事業は2桁成長を維持した。AIデータセンター売上高は、稼働拡大と海底ケーブル売上の寄与により1362億ウォンとなり、前年同期比92.5%増、前四半期比3.6%増だった。

AIクラウド、AIコンタクトセンター、AIファクトリー、生成AI、「A.」を含むAIのB2B・B2C事業の売上高は613億ウォンで、前年同期比24.5%増だった。クラウド受注の拡大を背景に、前四半期比でも36.2%増加した。

SK Telecomは7月、100%子会社「SK Hyper」を設立した。SK Hyperは、データセンター用地と電力供給能力の先行確保に加え、変電所の運営、送配電線路の構築、グローバル顧客の誘致などの新規事業開発を担う。

同社は2029年からAIデータセンター容量を5GWへ段階的に拡大する方針だ。さらに、顧客需要を踏まえ、15GW規模までの追加拡張も視野に入れる。

第2四半期の携帯電話加入者数は2197万人で、前年同期比0.1%減だった。移動通信売上高は2兆5634億ウォンで1.9%減、マーケティング費用は7477億ウォンで3.1%増となった。

固定通信事業は超高速インターネット加入者の増加が下支えした。固定通信売上高は2968億ウォンで3.8%増。超高速インターネット加入者は734万8000人で2.4%増、IPTV加入者は675万4000人で0.5%増だった。

一方、有料放送売上高は4711億ウォンで0.8%減少した。専用回線や法人向けソリューションを含むエンタープライズ売上高も2801億ウォンで3.6%減だった。

第2四半期配当は1株当たり830ウォン。配当総額は1768億ウォンで、基準日は31日とした。

同社は2024〜2026年にかけて、毎年、連結ベースの調整後純利益の50%以上を株主還元に充てる方針を示している。

パク・ジョンソクCFOは「上半期は通信事業を基盤に収益体質を強化し、AIデータセンター事業を迅速に拡大するための土台を整えた」とコメントした。その上で「韓国がアジアのAIインフラ・ハブへ飛躍するうえで、SK Telecomが主導的な役割を果たす」と強調した。

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