Cardano(ADA) 写真=Shutterstock

Cardano(ADA)が直近7日間で25.03%上昇し、時価総額上位100の暗号資産の中で週間騰落率トップとなった。大口投資家の買い増しに加え、LeiosやHydra、Mithrilなどエコシステム開発の進展も相場を下支えしたとみられる。

ブロックチェーンメディアThe Crypto Basicが4日(現地時間)に伝えたところによると、ADAは同日、一時0.1956ドル(約29円)まで上昇した。直近7日間では主要アルトコインを上回る伸びとなった。

他の上位銘柄を見ると、Algorand(ALGO)は13.99%高、Pi(PI)は11.06%高、Ethena(ENA)は10.34%高、Polkadot(DOT)は9.79%高だった。Pump.fun(PUMP)は7.38%高、Monero(XMR)は6.75%高で、Cardanoは2位以下を大きく引き離した。

こうした上昇は、全体相場の地合いがさえない中で起きたことから、市場の注目を集めている。オンチェーン分析企業Santimentは、Cardanoを足元の市場で最も強い値動きを示した資産の一つに挙げた。個人投資家が慎重姿勢を崩さない中でも、ADAは上昇基調を維持したとしている。

実際、残高を持つウォレット数は価格上昇とは逆に減少した。Santimentによると、Cardanoネットワークで残高を保有するウォレット数は2カ月前に比べて7070件減った。通常であれば上昇局面では新規参加が増えやすいが、今回は小口投資家の追随が限定的だったことを示している。

一方で、大口投資家は買いを強めたとみられる。Santimentは、この乖離について、確信度の高い大口投資家による買い集めを示唆する動きだと分析した。実際、Cardanoのクジラウォレットは直近5日間で2億4000万ADAを買い増し、総保有量は145億ADAに達した。

価格反発の背景には、需給面だけでなくエコシステム開発の進展もある。Santimentは、Cardanoの持ち直しは単なる投機的な売買だけでは説明しにくく、エコシステムの着実な進展に支えられていると指摘した。足元ではLeiosのテストネット開発が進むほか、Hydraのスケーリング技術やMithrilプロトコルの改善も続いている。

このほか、Pyth Networkのオラクル基盤の統合や、Catalystのイノベーションプログラムを通じた新規資金支援も、ネットワーク強化の材料として挙がった。市場では、こうした技術面の前進が中長期の開発ロードマップを下支えし、投資家心理の改善にもつながっているとの見方が出ている。

一連の動きについて市場では、今回の上昇は短期的な急騰にとどまらず、需給改善と開発進展が同時に作用したケースだと受け止められている。個人投資家の慎重姿勢が続く中でも、大口買いとネットワーク更新が継続するかが、今後のADAの相対的な強さを見極める焦点となりそうだ。

キーワード

#Cardano #ADA #暗号資産 #オンチェーン分析 #Santiment #Leios #Hydra #Mithril #Pyth Network #Catalyst
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.