KakaoGamesは8月5日、2026年4〜6月期連結決算を発表した。既存タイトルの売上減速と新作投入の谷間が響き、営業損益は230億ウォンの赤字となった。
韓国採用国際会計基準(K-IFRS)ベースの売上高は750億ウォンで、前年同期比35%減。営業損益は前年同期、前四半期に続いて赤字となったが、赤字幅は前四半期比で10%縮小した。
事業別にみると、PCオンラインゲームの売上高は223億ウォンで、前年同期比51%増、前四半期比20%減だった。モバイルゲームの売上高は527億ウォンで、前年同期比48%減、前四半期比4%減となった。
同社は第3四半期に経営体制を見直し、事業全般の立て直しを進める。まず8月中にモバイルMMORPG「Dokkaebi's World」の事前登録を始め、10月中のリリースを予定する。
このほか、「Dungeon Arise」を年内、「God Save Birmingham」を来年初めにそれぞれ投入する予定だ。来年初めには「Odin Q: Valkyrie's Call」もリリースする計画としている。
さらに、「ArcheAge S: Sea of Liberty」と「Guardian Maiden」のグローバル配信権を確保したほか、The Grim Entertainmentとの協業を通じて、マンガ・ウェブトゥーンIPを活用した新作開発も進める。ゲームポートフォリオの拡充につなげる考えだ。
業績改善と並行して、株主価値の向上策も打ち出した。50万株規模の自己株式の消却に加え、従業員向けの株式報酬制度(RSU)を導入する。あわせて、株主還元の原資確保に向けて資本準備金を利益剰余金へ振り替えるほか、経営陣による自社株取得も進める方針だ。
イ・シウ代表は「今後はグローバル市場で成功可能性の高い良質なゲームの投入に集中し、持続的な成長に向けて事業体質の強化を進める」とコメントした。さらに、「競争力を軸に再整備した新作を順次公開し、利用者や株主とのコミュニケーションを透明性高く継続していく」と述べた。