画像=CardanoのADA

Cardano(ADA)が、2020〜2021年の上昇相場入り前と似た値動きをたどっているとの見方が出ている。暗号資産アナリストのジェイボン・マークス氏は中長期の目標価格を2.90ドルとし、足元の0.1823ドルから約1490%の上昇余地があると分析した。

ブロックチェーンメディアのDecryptが3日(現地時間)に報じた。マークス氏は、ADAが過去の大幅上昇に先立って現れた市場構造を再びなぞっていると指摘し、中長期で2.90ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示した。

今回の分析の焦点は、現在の調整局面が2018年から2021年にかけての前回サイクルと似通っている点にある。直近の値動きにも明確な類似パターンがみられ、この構造が続けば、ADAが再び大きな上昇局面に入る可能性があるとしている。

比較対象となる前回サイクルでは、Cardanoは2018年に1.32ドルの高値を付けた後に急落し、0.02ドル近辺で長期間横ばいとなって底固め局面を形成した。その後、長く続いたボックス圏を上抜け、2021年9月には過去最高値の3.10ドルまで上昇した。

マークス氏は、現在のサイクルもこれと同様の軌道を描いているとみる。2021年の強気相場で付けた高値以降、ADAは高値を切り下げる長期調整が続き、足元まで下降トレンドラインに沿って推移してきたという。

同氏によると、ADAは数年にわたるトレンドラインの下限に達しており、この局面は過去に底固めを終えて上放れした場面と重なるという。

目標価格は2.90ドルだ。現在値の0.1823ドルを基準にすると、上昇余地は約1490%となる。同氏は、ADAが複数の上値抵抗をこなしながら、最終的に2.90ドルに到達する可能性があるとみている。

到達時期についても言及した。過去の市場サイクルとの類似が続く場合、上昇局面は2028年初めまで続く可能性があるとしている。短期的な急騰というより、長期的な回復シナリオに近いとの見立てだ。

こうした見方の背景には、Cardanoがなお2021年9月の過去最高値(3.10ドル)を回復できていないこともある。長期の弱気相場を経て反発力は鈍かったものの、Cardanoコミュニティでは2.90ドル前後が有力な上値目標としてたびたび言及されてきた。

マークス氏も同様の強気見通しを維持してきた。Decryptによると、同氏は2025年9月、下降ウェッジの上抜けを根拠に、ADAがまず1.20ドル前後まで上昇した後、最終的に2.91ドルに向かう可能性を示していた。

さらにその1カ月後には、長期下落トレンドラインの上抜けに加え、高値と安値を切り上げる動きが出ているとして、2.96ドルまでの上昇余地に改めて言及したという。

今回も同氏は、ADAが2021年の上昇相場を主導した値動きを再現し、最終的に2.90ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示した。ただ、過去の値動きパターンが将来のパフォーマンスを保証するものではない点も併せて指摘している。

市場では、今回の分析がチャート構造と過去サイクルの類似性に依拠している点に注目が集まっている。ADAが実際に長期下落局面を脱し、主要な上値抵抗を突破できるかが今後の焦点となる。

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