ビットコイン 写真=Shutterstock

Boltzは、AIを活用した自動スキャンなどの攻撃がここ数カ月で増加していることを受け、非カストディアルのビットコインスワップサービスを停止した。再開時期は未定。返金処理向けAPIとサポート窓口は引き続き利用できる。

Cointelegraphが8月4日に報じたところによると、Boltzは年初以降、自社インフラを標的とした自動化攻撃やAIベースの探索活動が継続的に増えていると明らかにした。

同社は4日、Xへの投稿で、直近のセキュリティレビューを踏まえ、「Boltz Swap」の再開を見送ると発表した。

Boltzによると、複数の攻撃グループとみられる主体が積極的に同社を狙っている。開発チームが修正対応を急ぐ現状では、安全を確保した形でサービスを再開するのは難しいと説明した。

さらに同社は、ここ数日で攻撃が大きく加速していると指摘。攻撃側と防御側の非対称性が解消されるとは見込んでいないとの認識も示した。

サービス停止の背景としては、攻撃者が脆弱性を見つけて手法を変えるスピードが、小規模な開発チームによる検知やパッチ適用を上回っている点も挙げた。

Boltzはこれまで、ビットコインのメインネット、ライトニングネットワーク、リキッドネットワークなど複数レイヤー間で、ビットコインおよびビットコイン関連資産を移動できる非カストディアルのアトミックスワップサービスを提供してきた。

サービス停止中も、返金処理のためのAPIは継続して運用する。サポートチームも引き続き問い合わせを受け付けるとしている。

DefiLlamaによると、記事執筆時点におけるBoltzの預かり資産総額(TVL)は18万860ドル(約2701万円)だった。

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