IGLOO Corporationは8月4日、クラウドネイティブ環境におけるセキュリティ上の死角への対応と、AIセキュリティシステムの運用効率化に関する特許4件を取得したと発表した。
同社は、今回取得した特許技術をもとに、インテリジェントなセキュリティ対応能力の強化を進める方針だ。
4件のうち2件はクラウドセキュリティ関連の特許で、Kubernetes環境における内部ネットワークの可視化と、コンテナデータの完全性検証を支援する技術だという。
このうち「セキュリティトレンドベースのKubernetesクラスタ監視装置」は、クラスタ内で異常の兆候が発生した際、記録情報を基に攻撃元から攻撃先までの経路を追跡する。あわせて、AIモデルを活用して資産ごとのセキュリティ重要度を算出し、セキュリティルールの更新につなげる。
もう1件の「Kubernetesクラスタのイベント監視装置」は、クラスタ内のイベントをリアルタイムで収集し、原本データと照合して改ざんの有無を検証する技術だ。
残る2件はAIセキュリティ関連の特許で、データ検索精度の向上と、システムの処理遅延の抑制に焦点を当てた。
同社代表は「クラウドネイティブとAIを軸にIT環境の再編が進むなか、コンテナ内部の脅威検知とAIの信頼性確保が新たなセキュリティ課題として浮上している」とコメントした。
その上で「今回の4件の特許は、こうした課題に対応する当社の技術力を示すものだ。今後もクラウド・AIセキュリティの中核技術を確保し、インテリジェントなセキュリティ対応能力を強化していく」と述べた。
著者について