MegazoneCloud傘下のAlphacodeは8月4日、幼児・小学生向け英語教育を手がけるPoly Inspiration向けに、経営分析AIエージェント基盤を構築したと発表した。自然言語で質問するだけで、全国78拠点の主要経営データを照会し、レポートまで自動生成できるという。
この基盤では、Poly Inspirationの社員がAIの対話画面に自然言語で質問を入力すると、各拠点のリアルタイムの在籍状況をはじめとする経営データを即座に参照できる。必要な情報の確認からレポート作成までを一連の流れで処理できる点が特徴だ。
従来は担当者がSQLでデータを抽出し、Excelで集計・分析したうえでレポートを作成しており、通常は2〜3日を要していた。今回の導入により、データ抽出からレポート作成までの時間を約1分へと大幅に短縮したとしている。
Poly Inspirationではこれまで、全国拠点の生徒数の増減や各種運営データの取りまとめ、分析を毎月実施してきた。新たなプラットフォームの導入により、必要なデータを必要な時に、対話画面への入力だけで確認できるようになった。
Alphacodeは今回のプロジェクトで、顧客先に常駐し、AIプロジェクトの企画から実行まで伴走するFDE(Field Development Engineer)方式を採用した。現場でのコンサルティングを並行して進めながら課題を洗い出し、運用知識やポリシー文書を30件以上新たに整備したという。
また、特定のオープンソースフレームワークに依存しない独自アーキテクチャを採用した。用途に応じて複数の大規模言語モデル(LLM)を使い分けられるよう設計したとしている。