Autonomous A2Zは4日、UAEのAI企業Space42と、自動運転車両の供給契約を締結したと発表した。契約額は110億ウォン。UAEで展開する自動運転サービス「TXAI」向けに車両19台と統合管制基盤を供給し、2026年下期に実証運行を開始する。
契約額は2791万ディルハム(AED)。Space42が運営するTXAIの車両切り替えとサービス拡大に向けた案件で、両社の合弁会社設立に関する契約とは別件となる。
今回の契約により、Space42はこれまで中国製車両で運行してきたTXAIを、Autonomous A2Zの車両へ全面的に切り替える。供給するのは、運転席を備えないレベル4ロボシャトル「ROii」8台のほか、KiaのPV5とCarnival、MAN製バスをベースにした自動運転車を含む計19台。
「ROii」は韓国内で生産し、2026年下期に現地へ出荷する。残る車両は現地で調達し、改造する。
車両供給に加え、管制システムや遠隔監視・制御用コックピットなどを含む統合管制基盤も構築する。Autonomous A2Zは供給車両とSpace42のアプリケーションを連携させ、配車サービスの運営も担う。
キム・ジヒョン代表は「未来モビリティの主戦場として各国が競争を繰り広げる中東で、韓国の技術力を実証できた。自動運転技術が海外輸出や現地サービスへ拡張できる可能性を示した」とコメントした。
車両は2026年下期にアブダビのサディヤット島とヤス島へ一部車両を投入し、ロボシャトルの実証運行を始める。2027年以降は、デマンド交通(DRT)や観光シャトルへサービスモデルを転換する計画だ。
Autonomous A2Zは、欧州の公認試験機関を通じて国連認証を取得し、グローバル展開先を拡大する方針としている。