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Palantir Technologiesの株価が、第2四半期決算の発表を受けて時間外取引で12%超上昇した。売上高は前年同期比93%増の19億3500万ドルとなり、市場予想を上回った。米国事業の急拡大を背景に、同社は通期見通しも3四半期連続で上方修正した。

同社が3日(現地時間)に発表した2026会計年度第2四半期(6月30日終了)決算によると、調整後EPS(1株当たり利益)は41セント、売上高は19億3500万ドル(約2903億円)だった。

前年同期はEPSが16セント、売上高は10億ドル(約1500億円)だった。市場予想はEPS35セント、売上高18億1000万ドル(約2715億円)で、いずれもこれを上回った。

売上高成長率は前四半期の85%を上回り、同社として過去最高を更新した。

業績をけん引したのは米国事業だ。米国売上高は115%増の15億7300万ドル(約2359億円)。このうち米国商業部門は7億6400万ドル(約1146億円)で149%増、米国政府部門は8億900万ドル(約1214億円)で90%増だった。官民ともに伸びたが、とりわけ民間需要の拡大が目立った。

契約面でも拡大が続いた。四半期中に100万ドル(約1億5000万円)超の契約を220件締結し、このうち500万ドル(約7億5000万円)超が98件、1000万ドル(約15億円)超が73件を占めた。

契約総額は33億7300万ドル(約5056億円)で、前年同期比49%増。米国商業部門の契約額は21億3200万ドル(約3198億円)と過去最高を更新した。米国商業部門の残存契約価値は62億3800万ドル(約9357億円)で、124%増となった。

収益性とキャッシュ創出力も改善した。普通株主に帰属する純利益は10億6200万ドル(約1593億円)と、前年同期の3億2670万ドル(約490億円)から大きく伸びた。

調整後営業利益は11億9400万ドル(約1791億円)、調整後営業利益率は62%。非調整ベースの営業利益は9億1200万ドル(約1368億円)で、営業利益率は47%だった。営業活動によるキャッシュフローは12億1600万ドル(約1824億円)、調整後フリーキャッシュフローは12億2000万ドル(約1830億円)だった。

四半期末時点の手元資金は、現金・現金同等物と短期米国債を合わせて92億ドル(約1兆3800億円)。売上高成長率と調整後営業利益率の合計を示す「Rule of 40」は155%に達した。

共同創業者兼CEOのアレックス・カープ氏は決算資料で、「AI主権に対する需要が爆発的に高まっている」とコメント。「Palantirは、トークンを現実の経済価値へ転換できることを証明した唯一の企業だ」と述べ、今四半期について「非現実的な成果だった」と評価した。

同社は第3四半期の売上高見通しとして、21億6000万〜21億6400万ドル(約3240億〜約3246億円)を提示した。市場予想を約8%上回る水準という。調整後営業利益は12億9200万〜12億9600万ドル(約1938億〜1944億円)を見込む。

通期の売上高見通しも、81億5000万〜81億5800万ドル(約1兆2225億〜1兆2237億円)に引き上げた。3カ月前に示した76億5000万〜76億6200万ドル(約1兆1475億〜1兆1493億円)から上振れする。

あわせて、通期の米国商業部門売上高は34億2400万ドル(約5136億円)を上回り、少なくとも134%増になるとの見通しを示した。通期の調整後営業利益見通しは48億8900万〜48億9700万ドル(約7333億〜7346億円)、調整後フリーキャッシュフロー見通しは45億〜47億ドル(約6750億〜7050億円)にそれぞれ引き上げた。

Palantir株は決算発表前まで、2025会計年度第4四半期時点の高値から約40%下落していた。オプション市場では、決算発表を挟んで株価が上下いずれかに12%程度動くとの見方が織り込まれていた。アナリストは決算前に目標株価を200ドルとし、「最高のAI成長資産」と評価していた。

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