画像=Google Gemini

Tera Securityは、AIエージェントが実際に成立することを確認した攻撃に対し、遮断ルールを自動生成する機能「Prevention(プリベンション)」を発表した。脆弱性の確認後、コード修正が本番環境に反映されるまでのタイムラグを補う狙いがある。

米SiliconANGLEが3日(現地時間)に報じた。

Preventionは、AIエージェントが特定の脆弱性について悪用可能であることを確認した後、顧客が導入済みのセキュリティ統制がその攻撃経路に対して有効に機能するかを点検する。対策が不十分な場合は、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)またはファイアウォールのルールを自動生成し、そのエクスプロイトを遮断できるかどうかも再検証する。

本番環境に適用するかどうかはセキュリティチームが判断し、機微な変更については人による承認を経る仕組みとしている。

同社は、パッチ適用には配布サイクルや変更管理の承認手続きが伴うため、実際の反映まで数週間かかる場合があると説明する。一方で、公開された脆弱性は数分で攻撃に悪用され得るとして、その間を埋める遮断ルールの必要性を強調した。

従来の侵入テスト報告書は、ファイアウォールの調整やネットワーク分離、設定変更といった緩和策の提案にとどまっていた。どのルールを設定すべきか、またそのルールが報告書に記載されたエクスプロイトを実際に防げるかまでは示せなかったという。

共同創業者兼最高技術責任者(CTO)のガル・マラチ氏は、悪用可能なリスクを見つけるだけでは不十分だと述べた。その上で、リスク確認後から実際の修正に至るまでの期間が最も難しい局面だとし、Preventionはその間に防御側の組織が対応時間を確保できるよう支援すると説明した。

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