NH農協キャピタル、OCIで災害復旧環境を構築

NH農協キャピタルは8月3日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用した災害復旧(DR)環境を構築したと発表した。電子金融監督規定の改定に対応するとともに、オペレーショナルレジリエンスと業務継続性の強化を図る。

同社は、従来のオンプレミス型データバックアップ方式から、OCIベースの自社DRフレームワークへ移行した。大規模障害やシステムエラーが発生した場合でも、サービス継続を支える体制を整備したとしている。

ジャン・ジョンファン代表は、「信頼性の高い金融サービスの提供には、安定したサービス利用を支える強固な技術インフラが不可欠だ」とコメントした。そのうえで、OCIベースの災害復旧体制の構築により、オペレーショナルレジリエンスと業務継続性を大幅に高め、利用者が安心して使える金融サービスの提供基盤を整えたと説明した。

韓国Oracleのキム・ソンハ社長は、規制環境の変化と顧客期待の高まりを背景に、金融機関によるシステム高度化が進んでいると指摘した。「大規模環境でも高いレジリエンス、セキュリティ、性能を備えたクラウドインフラは不可欠な要素になっている」としたうえで、OCIはエンタープライズ向けインフラを基盤に、企業の災害復旧体制の高度化と業務継続性の確保を支援すると述べた。今後もNH農協キャピタルのような金融会社に対し、オペレーショナルレジリエンスと業務の俊敏性向上、重要金融サービスの安定提供を後押ししていく方針だ。

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