Bitwiseのレポートによると、Ethereum、Solana、Avalancheはステーキング参加の拡大や機関投資家の参入を追い風にネットワーク利用が拡大した。一方で、取引手数料は低下し、収益は縮小した。ETH、SOL、AVAXの価格も過去1年で半値超下落した。
暗号資産メディアのThe BlockはBitwiseのレポートを引用し、3つのネットワークはいずれも利用の拡大で取引コストが下がった一方、収益の減少が鮮明になったと報じた。
Bitwiseは、収益減の主因について、ネットワークがブロックスペースを安価かつ潤沢に供給するよう設計されているためだと分析した。需要減退の影響がみられたケースもあったが、全体の主因ではなかったとしている。
また、同レポートは機関投資家によるステーキング参加の拡大にも言及した。今年新たにバリデーターのプールに加わったETHの大半は、ETF、企業による購入分、大口保有者からの拠出によるものだという。
レポートによれば、第2四半期末時点のステーキング済みETHは過去最高の4020万ETHに達し、総発行量の約3分の1を占めた。Bitmineは、保有する約580万ETHのうち490万ETH超をステーキングしていると明らかにした。BitmineはEthereumを中心に資産を保有する最大規模のトレジャリー企業だ。
Bitwiseによると、Ethereumの年率換算ステーキング利回りは2.84%で、Solanaの6.25%を下回った。さらに、新規発行トークンはEthereumのステーキング報酬の93%、Solanaでは90%以上を占めており、利回りの大半はネットワーク利用者が支払う手数料ではなく、トークンの新規発行に依存しているという。