済州・涯月の戸建て住宅前で記念撮影する、家庭用「EHSヒートポンプボイラー」の設置先となったパク・ジョンヨン氏の家族(写真=Samsung Electronics)

Samsung Electronicsは7月31日、済州・涯月地域の戸建て住宅に家庭用「EHSヒートポンプボイラー」を設置し、現地で記念式典を開いたと発表した。暖房の電化が進む中、家庭用ヒートポンプ暖房市場の開拓を本格化する。

同製品は、外気の熱と電力を利用して室内暖房と給湯を同時に行う一体型機器。化石燃料ボイラーと異なり、消費電力以上の熱エネルギーを得られるのが特徴だという。

季節性能係数(SCOP)は、床暖房で主に使われる出湯温度35℃条件で4.9を記録した。消費電力の約5倍に近い暖房効率に相当するとしている。

低温環境での安定運転に向けては、室外機内部に電気ヒーターと凍結防止バルブを備え、製品下部には排水用ヒーターも搭載した。高効率の冷媒圧縮技術により、氷点下15℃でも最大70℃の高温水を供給できると説明している。

本体のタッチディスプレイで主要機能を操作できるほか、「SmartThings」アプリを使った遠隔制御にも対応する。

Samsung Electronicsのキム・ヨンフン韓国総括担当常務は「Samsung ElectronicsのEHSヒートポンプボイラーは、高い暖房効率と安定した高温水供給性能を備えたソリューションだ」とコメントした。実際の住環境で検証した技術をもとに、利便性と高効率を両立した製品として、高効率暖房市場の拡大に取り組む方針を示した。

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