写真=CJメゾメディア

CJメゾメディアは7月30日、AI広告運用プラットフォーム「ADLY」をSaaSとして刷新したと発表した。到達予測モデルの高度化に加え、標準AIエンジン「SpinX」の適用範囲を広げることで、広告キャンペーンの検討段階から運用、分析までを一貫して支援する体制を強化する。

ADLYは、広告キャンペーンの企画、戦略立案、運用、分析までをカバーするAI広告ソリューション群を提供している。今回の刷新では、出稿前の検討段階を支援する到達予測ソリューション「Reach Caster」の機能を強化した。

到達予測の対象は、従来のデジタル領域に加えてTV領域にも拡大した。あわせて、有効接触やデジタル利用率など、実際のメディア利用実態を反映する形で予測モデルを精緻化したという。

同社はまた、既存のAI技術を標準化したAIエンジン「SpinX」を整備し、性能とセキュリティを高めた。SpinXはReach Casterに加え、Google、Meta、Naver、Kakaoの主要4メディアの統合管理・運用を支援する広告運用ソリューション「Opera」にも適用した。

SpinXは、数十の媒体から得られる実績データを文脈も踏まえて解析し、複数のキャンペーンシナリオを比較した上で、より高い成果が見込める施策案を提示するAIアシスタントとして機能する。今後はADLY内の他のAI広告ソリューションにも順次展開し、キャンペーンの企画から戦略立案、運用、分析まで一貫した分析基準と示唆を提供する方針だ。

CJメゾメディアAXチームのキム・スヒョン氏は、「今回の高度化の柱の一つは、広告キャンペーンの全工程を、検証済みのAIで解釈できるようにしたことだ」とコメントした。

その上で、「これまで経験に頼る部分が大きかった分析や意思決定を、約13万件のキャンペーンデータに基づくAIモデルとエンジンへ移している」と説明。「標準AIエンジンのSpinXをADLY全体に広げることで、広告主はキャンペーン全体を通じて、一貫した基準と精緻な解釈に基づく分析インサイトを得られるようになる」と述べた。さらに、「今後もデータとAIを基盤に、顧客とともに成長する統合広告プラットフォームとしてADLYを強化していく」とした。

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