NamuAXは7月30日、KVMベースのIaaS型サーバー仮想化基盤「namuVIRT」を開発したと発表した。VMware環境からの移行を支援するほか、AIの学習・推論に向けたGPUリソースの最適運用にも対応する方針だ。
namuVIRTは、コンピュート、ストレージ、ネットワークの各リソースを単一のコンソールで一元管理し、大規模な仮想マシン(VM)環境を運用できるサーバー仮想化基盤。IaaSとして提供する。
VMware環境で稼働するVMをKVM基盤へ移行するマイグレーション機能も備えた。異なるハイパーバイザー間の移行を支援し、既存インフラ資産を活用しながらシステムを切り替えられるよう設計したという。
機能面では、高可用性(HA)やライブマイグレーションに加え、GPUおよび仮想GPU(vGPU)にも対応。企業向けサーバー仮想化に必要な機能をそろえた。
同社は今後、自社のクラウドネイティブプラットフォーム「CocktailCloud」のGPUオプティマイザーとnamuVIRTを連携させる。これにより、AIの学習・推論プロセスにおけるGPUリソースの効率的な運用を目指す。
NamuAXは、VMwareのライセンス方針の変更以降、契約更新を見送る企業や公共機関を中心に、サーバー仮想化基盤の切り替え需要が拡大していると説明している。
namuVIRTの追加により、同社はAIエージェント、PaaS、CMP、デジタルワークスペースを含むAIインフラ製品群を拡充する。
今後は、公共機関と中堅・中小企業向けの営業を強化し、サーバー仮想化とAIインフラの両市場で事業拡大を図る考えだ。