Shiba Inuでは過去24時間に8350億SHIB超が取引所と外部ウォレットの間で移動し、大口資金の持ち高調整や保有分の再配置をうかがわせる動きが強まっている。市場では、短期的な下値支持帯を維持できるかに加え、100日指数移動平均線(EMA)を再び上回れるかが焦点になっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが28日(現地時間)に報じたところ、Shiba Inuのオンチェーンデータからは、大口ウォレットが直近の相場変動局面でエクスポージャーを積極的に調整している様子が読み取れる。
取引所フローを見ると、同期間の流出は7710億SHIB超、流入は1兆2900億SHIB超だった。純流入は約5120億SHIBとなる。流入、流出ともに高水準で推移しており、大口資金が取引所と個人ウォレットの間を短時間で行き来している格好だ。こうした動きは、単純な売却というより、保有分の再配置と併せて生じるケースが多い。
取引所保有残高も小幅に増えた。取引所準備金は86兆8000億SHIB水準まで拡大した。大きな出金が続く一方で、取引所への預け入れも継続し、結果として残高が積み上がったことを示している。
ネットワーク利用の落ち込みはみられていない。アクティブアドレスとアクティブ受信アドレスはいずれも緩やかに増加しており、直近の急騰後も利用者の活動が維持されていることがうかがえる。
価格面では重要な分岐点に差し掛かっている。Shiba Inuは26日、50日EMAを上抜けた後、100日EMA近辺の0.00000503ドルまで上昇したが、その後は戻り売りに押された。直後に長い上ヒゲを付けたことから、市場では積極的な利益確定のサインと受け止められている。
もっとも、短期トレンドが崩れたと判断するのはまだ早い。下落後も26日EMAと50日EMAの上で推移しており、初動の急騰で改善した地合いは維持している。足元の最初の支持帯は0.00000445〜0.00000448ドルで、この水準を買い方が守れるかが目先の焦点となる。
次の注目点は100日EMAの奪回だ。日足終値で再びこの水準を上回れば、今回の大規模な資金移動が買い集めだったのかを見極める手掛かりになり得る。一方、短期移動平均線による支持帯を割り込めば、今回の大口移転は分散売却と受け止められる可能性が高まる。
市場の視線は、調整局面でも続く大口ウォレットの動きに集まっている。Shiba Inuネットワークでは現在も大量の保有分が移動しており、短期支持帯の維持と100日EMA奪回の可否が、クジラの資金移動が買い増しか分散売却かを見極める節目になりそうだ。