配達アプリ「配達の民族」を運営するWoowa Brothersは7月27日、コンプライアンス・マネジメントシステムの国際規格「ISO 37301」の認証を更新したと発表した。2023年に認証を取得して以来、初の更新となる。
ISO 37301は、企業経営全般におけるコンプライアンス方針やリスク対応体制が国際水準に沿って整備・運用されているかを評価する国際規格。認証の維持には毎年の事後審査に加え、3年ごとの定期審査を通過する必要がある。Woowa Brothersは2023年、配達プラットフォーム業界で初めて同認証を取得していた。
同社は、コンプライアンスの専任組織を設置し、CMS(Compliance Management System)体制を整備してきた。内部監査員向けの能力強化研修や、全社的なコンプライアンス誓約書への署名も進め、組織運営の健全性向上に取り組んできたとしている。毎年6月を「法の月」と定め、公正取引関連法令の教育やコンプライアンス活動の優秀者表彰といった社内キャンペーンも実施している。
あわせて、公正取引に関する自律コンプライアンス・プログラム(CP)も運用する。2017年に業界で初めて導入し、2022年と2024年には、公正取引委員会が実施するCP等級評価で優秀等級のAAを取得した。
イ・ウォンジェGRC室長は「健全なガバナンスの確立とコンプライアンス徹底に向けた取り組みを続けてきた結果、認証更新につながった」とコメントした。その上で「今後もグローバル水準に沿ったコンプライアンス経営システムを運用し、倫理的な企業としての基盤をさらに強化していく」と述べた。