写真=Shutterstock

米フィンテックのAugustusは、Tiger Global主導のシリーズBラウンドで1億8000万ドル(約270億円)を調達した。評価額は10億ドル(約1500億円)。調達した資金は、ラテンアメリカ、東南アジア、中東、アフリカのフィンテック企業や銀行向けサービスの拡大に充てる。

今回のラウンドには、Hummingbird、QEDのほか、Nubank、Ramp、Circle、Dealの創業者も参加した。

The Blockによると、Augustusは海外のフィンテック企業や銀行がドル建て口座や決済ネットワークに直接アクセスできるようにするため、連邦認可銀行「Global Dollar Bank」の構築を進めている。

このサービスは、SWIFT、ACH、SEPAなど既存の決済ネットワークに対応するほか、ステーブルコインも扱う。コアバンキングプラットフォーム「Marvel」では、24時間決済とAI機能を提供する。

また、従来のように複数の銀行を介することなく、単一のAPIで仮想口座の開設から取引処理までを一貫して行える仕組みを打ち出しているという。

フェルディナント・ダビツ最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は、「ドルは世界で最も優れた商品だが、その流通の仕組みは根本的に壊れているという極めてシンプルな問題意識からAugustusを立ち上げた」と説明した。

その上で、「今回の資金調達によって、海外のフィンテック企業や銀行に信頼できるドルへのアクセスを提供するという使命を前進させることができる。いまこそ世界をドル化するときだ」と述べた。

キーワード

#Augustus #Tiger Global #シリーズB #フィンテック #ステーブルコイン #API #AI
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.