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AnthropicはAMDと数十億ドル規模の契約を結び、最大2ギガワット相当のGPU計算資源を確保した。AMDはAnthropicに最大50億ドル(約7500億円)を出資し、AIモデル「Claude」を自社のソフトウェア開発に広く活用する計画だ。米SiliconANGLEが22日(現地時間)に報じた。

Anthropicは、AMDの「MI450」シリーズGPUをHeliosのラック設計を採用したシステムに採用する。両社は2027年上半期から同ハードウェアの配備を始める予定だ。

Heliosの1システムにはGPUを72基搭載し、FP8演算で最大1.4エクサフロップスの性能を発揮する。HBM4メモリ容量は31TBで、NVIDIAの主力「Vera Rubin」システムを50%上回る。スケールアウト帯域は毎秒43テラビットに達する。

HeliosにはGPUに加え、CPUとPensandoのDPUも組み合わせる。Pensandoチップはレイテンシーなどハードウェアの信頼性指標を追跡し、負荷分散やトラフィック暗号化を含む12種類超のインフラ管理機能を担う。

両社は複数年にわたり、AMDのソフトウェア開発効率の向上でも協業する。とりわけ、Heliosとともに提供するソフトウェア基盤「ROCm」の開発加速に注力する。

ROCmには、顧客のAIモデルをAMD環境向けの形式へ変換するコンパイラのほか、学習や推論の性能を高める各種ツールが含まれる。

今回の契約は、AMDが今年獲得してきた大型AIハードウェア案件の流れに位置付けられる。Microsoftは今週初め、自社のクラウドデータセンターにHeliosを配備していることを明らかにした。

Metaも2月、AMDから最大6ギガワット規模のGPUを調達する計画を公表している。Metaの初期発注分は、Anthropicが採用したMI450系ベースのカスタムGPUだ。

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