Hyperliquid(HYPE)の先物建玉が拡大し、XRPを上回って暗号資産市場で4位に浮上した。CoinGlassの集計によると、HYPEの先物建玉は14億5000万ドル(約2175億円)となり、XRPの11億2000万ドル(約1680億円)を超えた。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが19日(現地時間)に報じた。建玉は、未決済の先物契約総額を示す指標。今回の集計では、HYPEはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)に次ぐ4位となった。
先物建玉の順位上昇は、デリバティブ市場でHYPEへの関心が強まっていることを映す。U.Todayは、HYPEがXRPを抜いて4位に浮上したと伝えた。
一方、現物市場の値動きはこれと対照的だった。HYPEは直近24時間で1.28%下落し、59.24ドル前後で推移したのに対し、XRPは1.26%上昇し、1.09ドル水準で取引された。現物ではXRPが底堅さを見せた一方、デリバティブ市場ではHYPEに資金が向かった格好だ。
HYPEを巡っては、先物市場での取引参加が急速に広がっている。U.Todayは、暗号資産の先物トレーダーによるHYPEへの関与が強まっていると指摘した。デリバティブ市場におけるHYPEの存在感は、XRPを上回るペースで高まっているという。
もっとも、先物建玉の順位だけで市場全体の勢力図が逆転したとみることはできない。時価総額では依然としてXRPがHYPEを上回っており、暗号資産市場全体でも4位を維持している。U.Todayも、より広い市場全体でみればXRPがなお優位にあると伝えた。
今回の動きは、現物市場とデリバティブ市場で投資家の関心が必ずしも一致しないことも示した。XRPは価格が反発したにもかかわらず先物建玉の順位を守れず、HYPEは短期的な価格調整の局面でもデリバティブ市場への資金流入を維持した。市場の焦点は、HYPEの先物需要が一時的なものにとどまるのか、それともBTC、ETH、SOLに続く主要なデリバティブ銘柄として定着するのかに移りそうだ。